とさは青空blog

秋も一段と深まり 11月、『とさは青空』今年最後の作家さんの紹介です。



中村 達志 Nakamura Tatusi

1967　高知に生まれる　高知追手前高校卒
1991　東京芸術大学美術学部日本画科卒業
1996　東京芸術大学大学院後期博士課程（日本画）
＜個展＞
○ 星ケ岡アートヴィレッヂ/高知　○ ギャラリーなつか/銀座　○ ギャラリー風/大阪
○ 銀座九美洞ギャラリー/銀座　○ アートフォーマル中谷/東京
○ 樹下の舎（聖建築研究所）/高知　○ ほのまる ハート・アートギャラリー/高知
○ スーパーホテルエントランス/高知　○ 土佐病院/高知　○ ギャラリー556/高知　ほか

＜グループ展＞
1994　NICAF横浜 国際コンテンポラリーアートフェア '94/横浜
1998　名古屋コンテンポラリーアートフェア（NICAF）ギャラリー風より出展
1999　公募展「関口芸術基金賞」最優秀賞受賞
　公募展「現代・墨への挑戦 '99」入選
2002　NO BORDER　高知のアーティスト・カタログ第二章/高知県立美術館
2004　VOCA展/上野の森美術館
2005　THE EDGE 2　絵画の現場から/高知県立美術館ギャラリー
2006　書彩画響（しょのいろ えひびき）書家 中山泰志との二人展
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星ケ岡アートヴィレッヂ/高知
　 THE EDGE 3　絵画の現場から/高知県立美術館ギャラリー



今回は"テンペラ画"という技法で描かれた作品を展示しています。
顔料に固着力のある黄卵などを練り合わせて色を出すのだそうです
11〜13世紀 西洋の画家達は絵具を自家製造するのが当然だった頃。
ヨーロッパではこのようにして絵を描くこと全体を"テンペラ"と言い、黄卵などを利用した絵具で描く絵をのちに"テンペラ画"と呼ぶようになったとのことです



写真では分かりにくいですが、こちらの絵には金文も使われており 何ともめでたい作品。
観れば観るほど運という雲が漲っている



そして、現在開催中の香美市合併記念事業「中村達志展」を
奥物部美術館にて開催中です。
あと来月12月9日（土）〜24日（日）まで安芸市にある『ROCK GREEN-CAFE』にて中村 達志 展〜テーブルの上の雲 The cloud on a table〜が開催されます
是非、みなさんこの機会に各会場へ足をお運び下さい中村達志さんの作品を間近に感じ堪能して下さいませ

10月の『とさは青空』の壁面の作品が新しく変わりました



ドイツ生れTilla Rodemannさんの作品です。



Rodemannさんの作品はとても色鮮やかでかわいらしい絵です
ただ描いているだけではなく、色んな技法で色付けされた色鮮やかな紙を切り貼りによって絵を完成させているんです



それにまた独創的なラインを筆で加えていたりと手の込んだ作品達です

お部屋のインテリアなどにいかがでしょうか
とってもフレッシュな気分になりますよん

明日 10月6日（金）夕方 ６時頃から『アンサンブルかりん』からフルートの畠中真由美さんとヴァイオリンの柏原大蔵さんが「とさは青空」の店頭でプチ演奏会を開催致します
http://ensemblekarin.srv7.biz/ ←HP『アンサンブルかりん』

可憐な畠中さんと楽しい柏原さんは"とさは青空"のお客さんとして一度 来店された時が初めての出会いです。（演奏家さんだったとは）　その時 このお店の空間をとても気に入って下さったようで 今回10月7日（土）に高知県立美術館ホールで開催される「アンサンブルかりん第１会定期演奏会」の告知として店頭で生演奏をして頂くことになりました

明日 10月6日（金）夕方 ６時頃から2〜3分の曲を3〜4曲を店頭で演奏します
是非、この時間 短いお時間ですが お店の方へお立ち寄り下さい
どのような曲が演奏されるのか今から楽しみです

９週間連続企画展のラストを飾ったのは"画家"山中雅史さんの企画によります『四人展 パ・ノ・ラ・マ』展です 『四人』とは、県内の病院や共同作業所で絵画や陶芸などの創作活動を行っている方々。その作家たちの作品約20点の展示。では会場での風景も交えながら作家紹介です

茨木隆敏
1943年高知県高岡郡に生まれる。



療養生活のなかずっと　身の回りにある紙にボールペンで反復する文字（地図、お金）や軍人、軍艦などの絵を絶えず描いていた。
近年、病院の作業療法の時間に　アクリル画材と出会ってからは　私達が見えない世界をも　螺旋的で強烈なタッチと色彩で表現している。
個展・グループ展・スピリィツアート展等に出品。


長田身延
1981年高知県安芸市に生まれる。



山田養護学校在学中、陶芸のワークショップに出会い　エネルギシュな「塊の群」の作品を造り始める。





平行してタオルの糸をむしり取る作業に凝り、その細い残骸で「冥界の色」の様なオブジェを作る。



近年共同作業所 [ホップあき] 等にて絵画・書も始める。現在、「新聞を裂く」という行為が彼の制作の中心となっている。



グループ展等・スピリィツアート展で特選、褒状。


崎山喜美
1954年高知県室戸市に生まれる。



小さな時から　絵を描くのが好きだった彼女の作品は　人間の内にある「太古の記憶」「神々への畏怖」などテーマとしていて、見るものを「未知への旅」へと誘うかのようだ。　現在、精力的に絵画、書（呪術的文字）の制作活動を続けている。個展・グループ展・スピリィツアート展等に出品。


真辺隆起
1951年高知県高岡郡に生まれる。



長い療養生活を続けた後　'01年病院の作業療法の時間に突然のように絵を描き始め、鮮やかな色彩を使い意欲的に制作（本人は「ぬる」と言っていた）を続けていた。が、最近は体が不自由になり以前の様には「ぬる」ことができなくなった。個展・グループ展・スピリィツアート展等に出品。

Curation　山中雅史
社会制度の中では障害をもっている人として位置付けられている彼らの芸術表現は、むしろ行為とよぶ方がふさわしいように私には思えます。それによって自己を昇華させようとする真摯で無垢な試みには、終わりさえないようです。宇宙の始まりは、泡から。という説があります。四つの泡のパノラマ。それぞれの作品が響きあう多次元空間の風景を感じとっていただければ幸いです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


私も この展覧会を拝見し いろんなたくさんのエネルギーをもらう事ができた気がします& #63901;新鮮でとても素晴らしい展覧会でした　
また"ホップあき"へも足を運んでみます

９月に入り 朝夕がだんだんと涼しくなってまいりました・・・

今月の『とさは青空』の壁面の作品が新しく変わりました



現在、高知県の宿毛市に在住の奥田 剛さんの作品です

1970 神奈川に生れ
1998 文具デザイン職を辞め
1999 宿毛市に辿り着き
2000 西土佐に暮らし
2001 美術教師免許を取り
2002 保育士免許も取り
2002 創って画ッハッハを宿毛で立ち上げ
2006 個展を開く
　　 ７月 POURQUOI（南はりまや）
　　 ８月 道ータオー（旧 赤岡町）



そして今回ここ『とさは青空』で展覧会の開催を開催中



ケント紙に描いたアクリル画10点 展示販売しております。
（価格はお店のスタッフまで ）

ほのぼの心温まる作品から エネルギッシュな作品までと楽しいです
是非この機会に"奥田 剛"さんの絵を観に足を運んで下さいませ

９週間連続企画展 第8週目 石井 葉子さんの個展が昨日から開催中です



石井さんの生み出す　妖怪イヌジマたち。。



これぞ キモカワイイ
いまにも動き出しそうな妖怪たちと"のれん"の間から『こんにちは』



他にも興味津々の作品があちらこちらに展示してありました



何が出るかな妖怪イヌジマのガチャガチャもありましたょ
是非 たのしい会場へ足を運んで下さいませ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



本日９月１日より とさは青空の壁面に『宇田見飛天』さんの木版画を
９月４日まで展示しております こちらも必見
お待ちしておりまーす

９週間連続企画展 第7週目 横田 章 さんの個展開催中です



横田さんの愛犬を描いた平面作品や



立体作品などなど・・



愛犬と海岸を散歩している時に拾ったという漂流物を木箱の中に
そこには新たなストーリーが生まれていました



Ｔシャツやバッジなどの人気グッズも販売しております

8月29日（火）までの展覧会です！
27・28・29日の３日間は横田 章さんご本人が会場に居られますので、
是非、この期間に足をお運びください

９週間連続企画展 第6週目 なかひらじゅんこ さんの個展開催中です http://bilibili.exblog.jp/



会期は８月１７日（木）〜２２日（火）am.１１：００〜pm.２０：００まで



今月初めに開催されたファウストギャラリーでの個展の作品から
新しい作品とたくさん 並んでおります



なんと会場には毎日 なかひらじゅんこ さんが在廊中



なかひらじゅんこさんとお話できるチャンスです
是非 会期中に足を運んでくださいませ

９週間連続企画展 第5週目
高知遺産 まちなか編 高知遺産プロジェクト
明日まで開催中です



写真は『高知遺産』の編集・デザイン、写真撮影・執筆を手掛けた竹村直也さんと近藤愛さん、浪上久美さん3人が撮影した高知の街の風景です。

写真で観る高知の街。。。
また いつも見ている街とは違う何かが発見できるかもしれません。

９週間連続企画展 第4週目、岡山在住の作家、Ｍａｔｔｙさんの展覧会が開催中です



“ORTHODOXXXX! in KOCHI”
特別な技巧に走ることもなく流行に左右されることもなく
好きなカメラと戯れながら目の前の光景を優しく拾い上げていく‥



そんなＭａｔｔｙさんの日常をとらえたモノクロ写真を１６点展示しております。この機会に是非、Ｍａｔｔｙのまなざしに触れてみて下さい。

現在、珈琲屋ラウ゛ィアンカフェ店主。
２００３年 モノクロ写真による作品づくりを本格的に開始。
２００４年 第５回西脇市サムホール大賞展〈荒木惟経賞〉受賞。
２００５年 ２００６年 個展開催。第６回回西脇市サムホール大賞展入選。
その他 これまでに岡山、高知での企画展に多数参加。